そもそも妊娠というのは、どちらかが努力すれば叶う、どちらかの調子が悪かったり、努力が足りないから叶わないという問題ではありません。

 

女性が妊活する際には、体を温めたり、規則正しい生活環境や食生活を心がけ、不足しがちな葉酸などのビタミン類を摂取する、といった点に注意します。要は「卵子が着床しやすいように子宮の状態を健康に整える」ものです。これが女性の妊活といえます。

 

では、男性には子宮がありませんから、何もしなくて良いのか。そうではありません。

 

女性は一生分の卵子を卵巣に持って生まれてきますが、男性の精子は日々作られています。男性の妊活は、「元気な精子をつくる」ということです。

 

男性の場合、精子を作るのに必要なビタミンやミネラル類が、日々のストレスや飲酒などによって消失している恐れがあります。現代人は、半世紀前の男性に比べ、ストレスや環境ホルモンの影響で精子数自体が減っているという研究結果もありますから、少し気をつけた方が良いかも知れません。

 

精子は高温に弱いので、下半身を温めないようにしましょう。また、しめつけない、適度な運動で血流を改善することも大切です。造精に必要な亜鉛などのミネラルを摂るといった点も心がけます。「温めない」という点と不足しがちなものが違うだけで、男女に大した違いはありません。

 

どちらかが妊活をするというのではなく、一緒に規則正しい生活を心がけ、食生活を改善し、絆を深めること自体がカップルとしての妊活になるのではないでしょうか。